取組事例

〇以前から福祉活動を盛んに行っている軽費老人ホーム錦寿苑には、日々様々な相談があり、生活困窮に陥っている方の相談も年々増えています。緊急性の高いケースも多くある中、錦寿苑は常に満室である為、有限会社福栄の方でアパート等を確保し、生活全般の支援を連携して行っています。

＊相談者　→　当事者（高齢者、障害者、路上生活者）、当事者の家族・友人、ケアマネジャー、地域包括支援センター、医療機関、社会福祉協議会、刑務所等

＊当事者の状況　→　低所得、身を寄せる場所がない、仕事がない、十分な食事や水分を摂れていない、人との触れ合いがない、家族等から虐待を受けている、近隣に多大な迷惑をかけている、アパート等から立ち退きを迫られているが高齢や障害があるという理由でアパート等への入居を断られている、身元保証人が居ないことで施設入居を断られている等

• 低料金アパートの確保
• 入居時の諸費用、差し当たりの生活費の支援
• 以前住んでいた住まいの様々な手続き、引っ越し会社の手配、住所変更、介護医療保険証の更新手続き等の対応

• 食事の提供（１日30～40品目の食材を使った美味しい錦寿苑の食事）
• 見守り、安否確認
• 移動、買い物支援
• 毎日の錦寿苑で行われている行事への参加声掛け
• 錦寿苑設備の利用、仲好しルームの開放（居場所の確保として）
• 生活相談、助言等
• 体調不良時の対応（配食、バイタルチェック、ご家族や医療機関担当ケアマネジャーへの連絡、緊急受診対応）
• 就労支援（高齢や精神疾患等により、一般企業での就労が困難な方にも、その方にあったお仕事を提案しています）